デスクトップ環境としてLinuxを使うのは初めてなので、いろいろ混乱している。
そろそろLinuxも触ってみないとね、と決心して、普段使っているCassiopeia FIVA MPC-206に導入することを決意した。いきなり全面刷新にはやはり不安が残るので、しばらくはW2Kとのデュアルブート環境で、徐々に馴れていこうと考えた。
まずはディストリビューションを選択するわけだが、条件としたのは、仕事でも使うことを想定するので、あんまりトンガってないこと、だ。
distrowatchをながめながら、やっぱりとりあえずはRedHat 7.3かな、と目論んでみる。
雑誌付録としてついてきた RedHat 7.3 FTP版のCDをCDドライブに入れ、BIOS設定を初期化したのち、CDブートで起動してみる。ほ、普通にインストーラが起動した。しかし、導入元の選択肢に「CD-ROM」がない。どうやら、CDドライブが見えてないようだ。失敗。
いろいろ調べてみると、Boot: expert ide2=0x190,0x396と指定するといいとのこと。さっそくためしてみると、ほ、導入元として「Local CD-ROM」という選択肢が登場。それを選択して進むが、「RedHat 7.3のCD-ROMではないようです」などと怒られ、失敗。
いったんRedHatをはなれ、別のCDをさがすと、手元に Miracle Linux 2.1 の評価版CDがあった。そのCDから起動しようとするが、起動シーケンス中に勝手に再起動がかかり、一向に進めないので、さっさと断念。
昔にためしに導入してみた実績のある Kondara 2.0のCDをひっぱりだしてきて、それをCDブートで導入してみる。なんか普通に導入できそう。
シリンダ1から5GB程度をhda3としてext2でフォーマットし、400MB程度のA0領域を挟んで、残りをW2K用にすることにして、無事に導入完了。つづけてW2Kの導入も、きまぐれにVFATで完了。
しかし、しばしば凍りつくのと、ext2なのとで、起動中にイライラ多発。カーネルがちょっと古いこともあるので、当初の目論みどおり、最近のディストリビューションにすることにする。
Try 1 で挑戦した Red Hat 7.3 のCDの内容をローカルHDDにコピーし、CDから起動したのちにパッケージ導入元としてローカルHDDを指定してみる。しかし、Try 1同様、パッケージがみつからない、と怒られてしまう。
RedHat.comにあるインストールガイドを読み直してみる…… ローカルHDDに用意するのは、BASE/RPMSディレクトリじゃなくて、isoイメージなのだと。はぁ。仕方ない、ダウンロードしてローカルHDDに配置。もういちど試みると、なんとかすんなり入った。
W2Kをvfatにしておいたのは単なる偶然。
Red Hat Network に登録して、Up2dateを実行して導入済パッケージを最新版にして、やっと、一段落、です。