2002-09-01 初めてのLinux

厳密には初めてではないが

デスクトップ環境としてLinuxを使うのは初めてなので、いろいろ混乱している。

導入のきっかけ & 導入計画

そろそろLinuxも触ってみないとね、と決心して、普段使っているCassiopeia FIVA MPC-206に導入することを決意した。いきなり全面刷新にはやはり不安が残るので、しばらくはW2Kとのデュアルブート環境で、徐々に馴れていこうと考えた。

まずはディストリビューションを選択するわけだが、条件としたのは、仕事でも使うことを想定するので、あんまりトンガってないこと、だ。
distrowatchをながめながら、やっぱりとりあえずはRedHat 7.3かな、と目論んでみる。

Try 1: RedHat 7.3 FTP版 CD で導入 ……失敗

雑誌付録としてついてきた RedHat 7.3 FTP版のCDをCDドライブに入れ、BIOS設定を初期化したのち、CDブートで起動してみる。ほ、普通にインストーラが起動した。しかし、導入元の選択肢に「CD-ROM」がない。どうやら、CDドライブが見えてないようだ。失敗。

いろいろ調べてみると、Boot: expert ide2=0x190,0x396と指定するといいとのこと。さっそくためしてみると、ほ、導入元として「Local CD-ROM」という選択肢が登場。それを選択して進むが、「RedHat 7.3のCD-ROMではないようです」などと怒られ、失敗。

Try 2: Miracle Linux 2.1 評価版 CD で導入 ……失敗

いったんRedHatをはなれ、別のCDをさがすと、手元に Miracle Linux 2.1 の評価版CDがあった。そのCDから起動しようとするが、起動シーケンス中に勝手に再起動がかかり、一向に進めないので、さっさと断念。

Try 3: Kondara 2.0 CDで導入 …… いったん成功

昔にためしに導入してみた実績のある Kondara 2.0のCDをひっぱりだしてきて、それをCDブートで導入してみる。なんか普通に導入できそう。

シリンダ1から5GB程度をhda3としてext2でフォーマットし、400MB程度のA0領域を挟んで、残りをW2K用にすることにして、無事に導入完了。つづけてW2Kの導入も、きまぐれにVFATで完了。

しかし、しばしば凍りつくのと、ext2なのとで、起動中にイライラ多発。カーネルがちょっと古いこともあるので、当初の目論みどおり、最近のディストリビューションにすることにする。

Try 4: Red Hat 7.3 ローカルHDDより導入

Try 1 で挑戦した Red Hat 7.3 のCDの内容をローカルHDDにコピーし、CDから起動したのちにパッケージ導入元としてローカルHDDを指定してみる。しかし、Try 1同様、パッケージがみつからない、と怒られてしまう。

RedHat.comにあるインストールガイドを読み直してみる…… ローカルHDDに用意するのは、BASE/RPMSディレクトリじゃなくて、isoイメージなのだと。はぁ。仕方ない、ダウンロードしてローカルHDDに配置。もういちど試みると、なんとかすんなり入った。

W2Kをvfatにしておいたのは単なる偶然。

Red Hat Network に登録して、Up2dateを実行して導入済パッケージを最新版にして、やっと、一段落、です。