「変数を「箱」で説明しようとすると、途中から矛盾が生じる」という、@ITの記事の再来のようなタイトルで論旨を展開している。
しかし、この「箱モデルの功罪」は、@ITとはうって変わって、興味深く読める。特に最後の方とか。
Blackbox を解体し、そのメカニズムを明らかにするためには、膨大な労力と時間が必要である。最深部まで到達することができず、挫折を経験することもしばしばだ。しかし、自力で頂上を制覇した時の快感たるや、言葉では表現できないものがある。文字通り世界は変わる。そして、次なる頂が視界に入ってくる。…… 私は、この感覚を一人でも多くのプログラマーに体験してもらいたいと切に願っている。VGA register programming は、「光」を見るために必要な道のりのひとつ。しかし、敵は手強い。……
オレも、一度は最深部を制覇してみたい。VGA register Programmingではないけど、Palmみたいな簡単なアーキテクチャなら、メモリに直接データを書き込むことでスクリーンに点を描画する、くらいならできるかなぁ。